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2014年7月 3日 (木)

夕霧に消えた恋 145

結婚式は優が口出しするまでもなく叔母と華奈達が全て企画立案し手際よく実行した。

式場での華奈のウエデイングドレス姿は、華やかな中にも優雅で気品があり、有名人か芸能タレントの挙式でもあるのかな?と周りの注目を集め、賑やかだった。式、披露宴とも遅滞なく終わった。

優や華奈の友人達が二次会やるからと言っていたが、船の予約があるからと辞退した、華奈は、優とそんなに長く付き合った訳ではなく、早く二人だけになり、話したかった。

豪華客船の内容は申し分なかったが、優はいろんな意味で心身ともに疲れて、船内を楽しむ余裕がなく、新婚初夜だと言うのに、華奈に付き合えなかった、悪いけど先に寝る、それだけ言ってベッドに潜ってしまった。

華奈にしてみれば、優は婚約者として魅力的な人だけど、つい最近まで、結婚については、ぐずぐずしていて煮え切らない面があった。

華奈は気に入っていたが、よほど考え直そうかと思った程だった。

叔母さんが華奈さん、私の甥だから言うわけじゃないけど、絶対間違いないわ、他にいないわよと言うし、マンションの下見に行った時から、まるでダムが決壊したように一気に流れ出した感じで、急変した、優ってこんな人なのか?変なのと訝った、今日の結婚式にしても他人事のような、まだ何かを考えているような所が感じられ、どこか変っている、判らない所がある、何だろう、そのうち判るだろう、それまで様子を見るほかない、変な結婚だし、新婚旅行だと思っていた。

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