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2014年6月26日 (木)

夕霧に消えた恋 143

今日は随分、話したね、華奈さん、嫌になったでしょう、今の俺にはそれ以上も、それ以下もない、難しく考えると切りが無い、そんなもんだ、俺の分はこれで全部だ、今の所、ほかにない。

わたし、女性だから、優さんの考えている事、議論すれば深い所でずれがあると思うけど、今日は反論しません、凡そ、それでいいわ、こんな話、好きよ。

凡そかぁ、サークルでもやったんだから、そのうち反論するんだろう、怖いね、今日は遅くなってしまったから、もう帰った方がいい、家の方に電話しなくていいのか?華奈さんのご意見は、その内、ゆっくり聞かせて頂くよ、やり込められるかな、駐車場まで送っていく、そう難しく考えなくても大丈夫、俺の考えは変らないから。

それも大事だけど、わたしね、京さんの事がどうしても気になるの、あの社長室の絵の中から私に呼ばれ牧場まで飛ばされたって、考えられる?

それは俺もおかしいと思うよ、でも、実際に里山の中に居たんだから、信じる、信じないって言っても、仕方ないじゃないのか。

どうしてもそれを検証しなければ気がすまないとなれば、京さんの退社時間から里山で発見されるまでの行動と、その目撃者を探す事だね。

ミステリーを解明する、謎解きと言う事だ、警察に頼む訳にはいかないし、探偵事務所かな、大変だよ。

ごめんなさい、わたし、そこまで考えている訳じゃないわ、でも、納得できないから、優さんはどう思っているのか、お聞きしたかったの。

ん、まぁ、仮に調査したとしてもねぇ~、納得できる科学的な報告は期待できないよ、せいぜい京さんが何んらかの理由によって、一時的に夢遊病者のように記憶喪失しちゃって、気が付いたら里山に居た、そんな結果でしょうね。

それより、俺は、華奈さんが京さんの里山に居ることを予知した方に興味があるよ、何れにしても、家で心配するといけないから、別の日にしよう。

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