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2014年6月 8日 (日)

夕霧に消えた恋 138

引越しの打ち合わせだと言って華奈が来た、家具調度品など大きなものは社長さんが知り合いの業者を紹介してくれたそうで、華奈の好みで調達することになった。

私のもそうだけど、優さんのもずい分年代物になったわね、思い切って処分したら、私は持って行かないわ、部屋に合わないもの。

そうだね、もう古いからね、全部処分することにするよ、そうなると、この机もそうだけど、向こうへ持って行く机の引き出しに一つだけ確実な鍵を付けて欲しいんだ、机は部屋に合うものを華奈さんが選んでくれればいい。

いいわよ、箪笥も引き出しにも一つはあるわ、優さんの机の鍵は随分丈夫そうね、鍵と言うより、錠まいですよね、始めからこんなの付いていたの?でも、どうして鍵なの?

会社には、議事録なんかで、社外秘とか、部外秘と言った書類があるものなんだ、華奈さんの会社だってあるさ、そう言った書類をたまたま持ち帰った時なんか、鍵のある保管場所が必要なんだ。

わたしは担当したことはないけど、確かに会社で大事な書類は金庫にいれているわ。

家庭内で鍵のある引き出しなんか、泥棒が真っ先に狙うわよ、でも意味が判ったから、頼んでおくわ。

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