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2014年6月 1日 (日)

夕霧に消えた恋 136

母は判ったわと、喜んでくれた。

優はこれで全てが終り、何かが吹っ切れた様な気がし、急に疲れが出て、寡黙になっていた、華奈の運転する車の中で、華奈とのこれからの生活を考えているうち、眠くなった。

優さん、ずい分静かね、疲れたの?わたし寄って行っても良いかしら、引越しのこともあるし。

あぁ~悪い、風邪引いたかなって?感じだ、叔母の家だし、そんな事はないけど、少し気疲れもしたしね、今日は早く寝るよ、後のスケジュールのことは今度にしてくれないかな、そんなに時間が無いから近いうちに連絡するから。

いいわ、無理しないで、連絡、待っています。

若しかしたら今日辺り美華が来るかも知れない、恐らく全部知っているだろう、言い訳はできないんだから有りの侭、話すしかない。

華奈と結婚することは、現世で言えば重婚になる、美華との約束を破ることだし、裏切ることでもある、霊界に現世のような法律があるとは思えないし、霊界には何にもないはずだ、と言っても、恨みのある霊に復讐される話もあるし、

美華との婚姻届をどうしようか?霊との約束?そんなの現世に持ち込む事はないだろうと言っても、霊力を知っている俺は、簡単に割り切れない。

重婚は認められないとすれば、美華と合意の上で、あの婚姻届を解消するか離婚届を書くしかない、美華が来れば思い切って話すことにしよう。

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