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2014年5月 1日 (木)

夕霧に消えた恋 127

内装は華奈の好きなようにすればいいと言った事は間違いないが、マンションは引っ越したと同様に殆ど整備されていた。

 

なあーんだ、いいんだけどね、もう引っ越し済んでる見たいじゃないか。

 

服や食器など生活用品なんか未だ済んでないわ、クローゼットや引き出しも、何も入ってないし、全部、空っぽよ、一度に大変だから、家具類だけ先に入れて頂いただけよ、わたし、父の転勤があった時、引っ越しは大安だとか日が良い方がと言って、父がその家に布団だけ持って一晩とまりに行った事を覚えている、だから引っ越しって、その家に形だけでも泊まる事でしょう、この前、母と来た時、湯沸しポットを持って来たのでお茶を入れるわ。

 

それでも華奈は何処かで食材を買って来たらしく、いそいそとお茶の支度をしながら、お台所、家と違うから慣れるまで仕方がないわ。

 

(ここで引っ越しのお説を受け承るとは思っていなかった、華奈は生活の匂いのする大人だなぁ)

布団が無いうちは、引っ越しは済んでないと言うことですか?

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