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2014年4月 3日 (木)

夕霧に消えた恋 119

間もなく捜索開始と連絡が入り、一同ほっとした。

華奈は今からでも探しに行こうと聞かなかったが、優は、もう少しすれば明るくなるし、何より体力だから、それまで一休みして待とうと説得するのに一苦労だった。

薄明るくなって来た頃、華奈は救助隊が行った方角とは45度ほど右にずれた方を指差して、

向こうの方から、京さんが呼んでいる声が聞こえて来るから、わたし一人でも行くと今にも飛び出しそうな勢いで、どうしても探しに行くと言う。

優は地元の人にお願いしたのだから、もう少し様子を見ようと引き止めた。

支配人と社長は救助隊を要請した手前、乗り気じゃなかったが、この件について今までの経過を検討してみると、杉らしい女性を見かけた事も含め、華奈の確信に満ちた態度に圧倒され、行く事になった。

捜索は若い人にお願いしようと、牧場の人3人、社員3人、優、華奈、で二次捜索隊が編成された、やむを得ず集団から離れる時は2名で行動するなど、細かく打ち合わせをした。

支配人に、この事を本隊に報告して頂くことにして出発した。

その間にも本隊からの連絡は来たが、発見の情報は無かった。

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