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2014年3月 6日 (木)

夕霧に消えた恋 111

華奈はキーの紐に指を通し、キーをくるくる回し、明日にでも引っ越すようなウキウキした気分で秘書の  京、と話し合っていた。

社長は、あとお気付きの所がございましたら、後日でも結構ですから、お申し付けて下さい。

それで、お求め頂くとしても税金のこともありますので、差し当たり当社の不動産として登記し、名目は、出張宿泊所にいたします。

先生には此の侭お使い頂いき、時機を見て所有権の移転登記された方が良いかと思います。

ご一報いただければ、何時お越しになられても結構です。

優は、お言葉に甘えさせて頂きますと言ったけど、俺はそう言う訳にもいかない、でも、あれだけ楽しみにしているんだから、取り合えず、華奈だけ先にきて、決まる事が決まれば、俺は後からでもいいだろうと思った。帰りに華奈は、

で、いつ頃引っ越すの?

それは決まる事が決まらないとね。

何時、決めるの?

そうだね、その事は、この間も話したけど、日のことも含めて叔母たちに任せたから、そのうち言ってくるだろう、引越しのことは、俺は後からでもいいから、華奈が先に行っても良いよ。

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