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2013年12月22日 (日)

夕霧に消えた恋 90

別の物件も含め、説明は一通り終わったので下に降り、今後の事について話し合った。

物件は私共で買い取ってありますので、先生はどちらでもお好きな方を選んでいただければ結構です、入居も都合の良い時に遠慮なく仰って下さい、お手伝いさせて頂きます。

契約などは、当分の間、お使い頂いてからの方が条件も有利になりますので、お急ぎになる必要はありません。

内装のほうは、出来れば、時々、見に来て下さい。

それから、これからの建築物は耐震性などの基準が厳しくなるようです、私共でも災害に強い設計を研究させていますが、先生から見て何か新しいアイディアがございましたら、どんな事でもアドバイスして頂ければ有り難いのですが。

そうですか、考えてみます、畑違いですから、今は特に思い当たる事はありません、場所にも、地盤にもよるでしょうし。

いや、いや、急ぐことじゃないのです、基本的な事でも、思いついた時で結構なんです。

判りました、今日は、お休みのところ、お世話になりました、近いうちに、決めたいと思いますので、よろしくお願い致します。

(社長には建物外壁の色についてしか話さなかったが、このマンションのことでどんな設計がいいか、美華に聞いたら、いろんな災害に耐えられる建物は、形としてなるべく丸に近い方がいい、自然は円だから未来形の建物はだんだん丸くなる、起き上がり小法師や振り子の原理、それに形状記憶の技術が利用できればいいね。今は無理かもしれないけど、将来的には、それと、自動的にバランスよく修正できる装置を組み込めれば最高だと言っていた、今度、社長にあったとき話そう)

華奈はマンションがよほど気に入ったらしくアパートに着くまで他の事は話さなかった。

入ってもいい?と言いながら、先に上がった。

あのマンションにしようよね?優は成り行きって言うけど、わたしには良く判らないわ、もう少し詳しく説明して。

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