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2013年9月22日 (日)

夕霧に消えた恋 65

でも、美華のことは別にして、さっきの会社の社長さんや、社員の方が優さんの予言が大当たりだって、すごく驚いていたけど、何でしょう、優さん、そんなこともアドバイスしているの?

あの会社のことは、絵の事も含めて単なる直感だ、誰だって一度や二度はそんな体験があるよ、強い、弱いはあると思うけどね。

それから、牧場へ行くのは、うちの会社は今、色々と忙しい事があるので、それが一段落してから相談しよう、あると思えば、絵のことも、何となく繋がりがある様な気もするしね。

華奈はアパートまで送って行くと言ったが、今日は此処でいいよ、と近くの駅で別れた。

生きている女性ってこんなのかなぁ、始めの勢いは何処かへ行ってしまい、気味悪いくらいおとなしく

なった、ロマンチックなドラマかぁ、華奈は理屈じゃない運命だという、どんな運命になるのかなぁ、

想像も出来ないが、運命ねぇ~何かを感じるのだろうか、さっきだって、いくら一卵性の双子だと言っても、美華が亡くなってから3年以上は過ぎているのに、絵を見ている時なんか、あんなに似ているって事は、美華が言った様に華奈と入れ替わったのかも知れない、キットそうだ、5分ぐらいは大丈夫だと言っていた。

とすると、もし華奈と結婚すると、どうなる?

戸籍上の妻は当然華奈でも、美華も時々、妻になる?そんなのってないだろう、あったらどうする、実験して見ようか?頭がおかしくなって来た、この事は今度考えよう。

美華は愛しているって言ってたけど、それだけで霊になってまで来るのかなぁ。

昔から、演劇などで此の世に想いや、怨みのある女性が幽霊になって出るもの、だと聞いていたけど、美華の場合は違うんだ、どうしてだろう。

アパートに帰ると美華が来ていた、さっき考えていた事も見透かされていると思う、日曜日に来る事は珍しい、華奈と逢ったし、話した事も美華に関係あるからかな。華奈はいくらか大人っぽいが、しかし今、別れて来たばかりだけど、良く似ているなぁ~よその双子の姉妹もそうなのかな。

いいんだけど、どうしたの?

いきなり来てごめんなさいね。Y常務さんのマジックが少しだけ判ったから、話しに来たの。

聞いても大丈夫なのか?

優は大丈夫、他の人には絶対だめです、誰にも話さないでよ、でも今日、疲れていないの?他の日でもいいわよ、説明は長くなるけどいい?

美華が良ければいいよ。

政治家や官僚を仲間に入れるには、それなりの資本がかかるの。それも絶対わからない、闇から闇のものでないといけないわけ。

Y常務は美華がこの界に来る2~3年前から計画していたらしいわ、その資本を捻出する方法はね、私、専門的な事や用語は知らないから、主なものだけ文章的に言うね。

今度の事業の場合だけど、表向き、一番に、一にも二にも、近隣を含め、工事の安全を期すること、二番目に、地域の健康に貢献するため、最高の医療技術と設備を持った病院を建設する工事であることを、全面に打ち出すこと。お金集めは、賽銭方式とする。

賽銭方式というのは、一科目でも多く出入金の科目を設定し、一円まで細かいお金でも、浅く、広い範囲から集めること、だって。

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